~アジアソリューション中山 良一氏の言葉にアジアの未来が見える~
「高効率で低コストであれば、何をしても良いわけではありません」
中山氏曰く、
これからの日本が目指すべきは、旧来の経済効率第一主義やコスト第一主義を見直し、新たな経済活動へ舵を切ることではないでしょうか。「高効率で低コストであれば、何をしても良いわけではありません」脱炭素など、地球環境に負荷をかけないことも大切でしょう。幸福について、改めて考え直すことも重要でしょう。そして、ローカルを大切にしつつ、グローバルな視点を持つことも、これからの時代には欠かせない態度です。私達は中山さんのお話をお聞きして、日本の未来は、一人一人個々の努力を基盤とした持続的発展を目指す「SDGs」活動と、組織や会社がビジネスを通して社会課題の解決を目指す「ソーシャルビジネス」の実現にかかっていると思いました。貴重なお話をありがとうございました。
中山 良一様(株)アジアソリューション 代表取締役
福岡県出身。1972年 長崎大学経済学部卒業、同年NEC(日本電気)入社。アジア大洋州輸出部にて台湾、中国、インドネシア市場を担当。その後、ジャカルタ、シンガポール、北京事務所長などを経てアジア第二部担当部長としてインド市場開拓に取り組む。1995年NECを退職後、(株)アジアソリューションを設立し代表取締役に就任、中国、アジア諸国とのビジネスのほかグローバル人材育成事業、地方創生事業など社会貢献活動を積極的に実施している。中国東北財経大学客員教授、アジア市場経済学会会員、アジア総合法律事務所など顧問先多数。一方で、多くの若者にも慕われている人物。
NEC_Singapore時代 1985〜88年
コンピュータと通信の融合をうたった「C&C」(Computer & Communication)の理念を提唱。
社長 1964年-1976年 会長 1976年就任
元NEC会長 小林宏治氏Singapore工場訪問時に案内した時の写真
「小林さんがC&Cの教祖、私はそれを広める使徒パウロだ」と関本社長はよく口にしたそうである。NECを通信、コンピュータ、半導体の総合力で世界のTOP企業に育てた伝説の社長。C&Cの「&」は半導体であり、その重要性を認識していました。
社長 1980年-1994年 会長1994年就任
元NEC社長 関本忠弘氏Singapore工場訪問時に案内した時の写真
SUNNY KUNITOMI 2023年11月記載